メンソールタバコのフィルタをX線CTで撮像して、フィルタ内のカプセルが潰れる様子を観察しました。圧力がかかった時の、試料の動的変化を3Dで可視化できます。

柿の種をX線CTで撮像して、割れる様子を観察しました。食品の応力時の観察で、安全性/食感等の開発に有効にご利用可能です。

弊社の偏光イメージング装置で、透明プラスチック片を撮影しました。光弾性による応力変化をカラーで観察可能です。

2cm角のグラスウール試験片をX線CTで撮像。圧力を加え、その後解放しました。圧力前後の比較で、繊維の配置変化を観察しました。

龍谷大学 准教授 田原大輔様からのコメント

本装置とX線CTを組み合わせた動的イメージングは、生体材料・組織、食品、複合材料など、多種多様なマテリアル内部で起きている、現象や挙動を解明し、幅広い分野の研究の進展に、大きく貢献できる可能性があります。

私の研究室では、生体組織の力学解析を中心に研究を進めておりますが、シミュレーションの結果と実物の力学的挙動の比較等の成果を、今後、発表・公表していきたいと考えております。

龍谷大学 理工学部 機械システム工学科 准教授 田原大輔様