ソフトウエア動作環境
ExFactシリーズ、PointMasterなど、弊社ソフトウエア製品の実行に推奨されるコンピュータの仕様/性能について、解説致します。
CPU
- Intel Xeon, Core iシリーズまたはAMD社製Ryzen等の64bitプロセッサが必須。
- 32bitプロセッサおよびOSはサポートしていません。
- マルチプロセッサ/マルチコアのCPU環境もサポートしておりますが、コア数に応じて単純に性能が向上する訳ではないため、クロックの高い、単一CPUのスピードを重視した方が有利な場合があります。
メモリ
- 16GB以上を推奨。データの総容量の数倍のメモリ搭載を推奨致します。
- ボリュームデータの典型的な総容量の算出例は、以下の通りです。
- 16bit×512×512ピクセル×500枚=250MB
- 16bit×1024×1024ピクセル×500枚=1GB
- 16bit×2048×2048ピクセル×500枚=4GB
- ExFact VRは、データの総容量の数倍のメモリ搭載を推奨致します。データの総容量分以上のメモリが無いと、データを読み込むことができません。OSが動いて、ExFact VRが起動し、データを読み込んで、表示だけするにしても最低限、データの総容量の倍以上のメモリが一般的に必要です。
- ExFact VRにおいては、Watershed (3D画像の領域分割)などメモリを大量に使用する三次元画像処理が存在します。例えば、512×512×512pixelsの3D画像データで、32GBの実メモリを要します。
- 昨今の一般的なPCではメモリスロット4基が搭載されています。コストや増設機会、デュアルチャンネル動作等を考慮すると、余裕をもって32GB×4枚=計128GBの構成で導入するのも一案です。
グラフィックス
- NVIDIA GeForce, Quadro, AMD Radeonシリーズなど、独立したビデオメモリを持つOpenGLの描画性能を重視したビデオカードが必須です。
- オンボードのビデオカードは、3Dアプリケーション向きに作られていないため、非対応です。
- 最新のドライバのインストールが必要です。
- 高解像度のモニタ フルHD (1920×1080pixels)を推奨します。
OS
- Windows 10以降の各Edition, 64bit版に対応しております。
- 日本語と英語版の各OSで正常に動作することを確認しております。
- 32bit 環境は非対応です。
ストレージ
- ExFact VRは、中間ファイルをつくるドライブを任意に指定できるようになっています。
- NVMeなど高速なバスに挿さるSSDの搭載は、性能面できわめて有利です。搭載を推奨致します。
その他
- 各ソフトウエアはノートPCでも動作しますが、上記の理由から一定以上の性能が要求されます。
- 具体的なシステム構成について、ご提示が必要な場合は、御見積をご依頼ください。
- 弊社ソフトウエアの最適動作を考慮したカスタムPCを弊社で販売しております。別途、提案資料をご用意しております。
ライセンス形態
- USBポートに専用のプロテクトモジュール(ドングル)を取り付けたPCで動作します。
- ドングルを差し替えれば、他のコンピュータでも起動します。
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